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サンクリストバル・デ・ラスカサスの近くに、
サパティスタ民族解放軍(EZLN)の自治区があります。

サパティスタは、1994年1月1日、
北米自由貿易協定(NAFTA)発効と同時に
武装蜂起したマヤ先住民組織で、
目出し帽をかぶった姿は
写真やテレビなどで見たことがあるかもしれません。

なぜNAFTA発効によって武装蜂起したかというと、
NAFTAはアメリカの利益を生み、
メキシコ先住民の生活をさら圧迫する政策だから。
NAFTAが発効されると、アメリカから大量生産された
トウモロコシが安価で大量にメキシコに入ってきて、
先住民の作るトウモロコシが売れなくなり、
今でも苦しい生活がさらに悪くなり、
これ以上生活していけなくなるからなんです。

メキシコがスペインに侵略されて以来、
先住民は奴隷のように酷使され、
苦しい生活を強いられてきました。
またメキシコがスペイン植民から独立した時も、
先住民の権利は尊重されない、
白人やメスティソ(混血)中心の国が創られました。
それ以降、先住民はずっと陽の当たらない生活を強いられ、
そして今回のNAFTAの発効をきっかけに、
ついに先住民達が立ち上がったわけです。

彼らの主張は、政府の新自由主義政策に反対し、
自治権の獲得や民主化を推進すること。
武装蜂起後、政府による虐殺などの危害を
加えられながらも国際的に主張を発信し続け、
メキシコ国内より諸外国から多くの賛同を得ています。

一部の企業やお金持ちの更なる利益獲得のために、
底辺で苦しい思いをしている人達が山ほどいます。
そんな現実を知ってもらえたり、
資本主義について考えてもらえたらと思い、
こんな記事を書きました。

彼らの闘いはまだまだ先が見えませんが、
僕は彼らの生活が改善される日が来るのを期待します。

皆さんはどう思いますか?


※サパティスタについては、こちら↓
 スペイン語公式サイト
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。(その他のリンクあり)
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2006.12.11 Mon l メキシコ l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

>ゆか

熱いメッセージ、ありがとう!!
もうベルギーに行ってたんやね。
夏に遊びに行くぞ!演歌だ!ベルギービールだ!

メキシコを旅してると、ものすごく発展してるのに驚かされる。
でもその一方で、地方に行けば、
ものすごく貧しくて、非文明な生活をしている先住民がいる。
(先住民もだいぶ洋服化してきたり、携帯を持つようになったりしてるけど)
農業でやっていけない人たちは、近くの町に出て、
民芸品を売ったりしている。
(女性だけ。子供も一緒に働いてる。)

中米諸国はどこもそうやけど、
貧しい人達はずーっと貧しいという構図ができてしまってる。
相続税がないから、お金持ちの家庭はずっとお金持ちやし、
貧しい家庭は学校にも行かずに出稼ぎしなきゃ家計が回らないから、
勉強する時間もないし、どうやって稼げばいいか、考えることを知らない。
(とりあえず稼ぐために、みんなが人がやってることと同じ事をやる。)

富裕層や白人系の人達が国を動かしてたら、
自分達の利害関係や国の発展を第一に考え、
先住民や一部の貧困層への対応がされないのは当然のこと。
(日本だってそうでしょう。)

中米諸国の歴史はどこも、
常にアメリカ政府やアメリカ企業の策略で、
現地の土地や労働力を使われるだけ使って
アメリカに利益を吸収され、現地人は低賃金、
また、社会主義勢力が強くなると、
アメリカ政府がその国の社会主義反対派に資金援助や軍事援助をして、
内乱を起こさせて政治機能を麻痺させたりし続けてた。
いつもその繰り返し。

サパティスタ問題についてもそうだと思う。
アメリカは社会主義勢力を駆除するため、
メキシコ政府に軍事援助してたはず。(間違ってたらゴメン)

それが、最近になって、中南米の状況が変わりつつある。
南米ではボリビア、エクアドルで先住民の大統領が誕生したり、
左派(反米、社会主義)の大統領がいろんな国で出てきてる。
(ベネズエラのチャベス大統領は有名?だよね。)
ニカラグアでも最近の大統領選挙で社会主義派が勝ったとか。

言葉については、どうなんやろうねえ。
いろんな言語はあるけど、多くの人がスペイン語を話すようになってきてるし、
コミュニケーション、という意味では問題ないのかも知れない。
逆に各民族の言語がだんだん廃れていく方向にあるのかも。

長くなってしまったけど、
僕もだからといってどうすることもできないけど、
たくさんの人が現状を知って、事実を考えることで、
世の中の大きな矛盾がだんだん正されるように思います。
だから、サパティスタの世界へのアピールもいいんじゃないかなーと思って
ブログに載せました。

また会った時にゆっくり話したいねー!
2007.02.07 Wed l 三太郎. URL l 編集
さんちゃん

おひさしぶり!
サパティスタのことは、何にも知らなかったよ。ベルギーにきて思うけれど、本当に世の中知らないことだらけ!ベルギーはこんなに小さい国(四国の1.6倍)なのに、連邦政府で、首相が6人もいるのです。

さて、今は友達が日本から送ってくれた演歌CDをききつつ(”傘がないわけじゃないけれどぉ~♪”と流れている中ですが、)サパティスタについて、ちょっとだけ考えてみました。

日本の農業が失われてきている今、本当に人ごとではないなぁと思います。しかも日本の場合も同じように、アメリカをはじめ欧州の国からの「おらおら!!」的な圧力で今や自給率40%以下。
でもメキシコの場合と違って日本の農業従事者は野菜のブランド化やらネットショッピング、高級レストランとの提携などで、個別に別の道を模索していて、武装蜂起なんて絶対しないね。民族の違い?

メキシコのサパティスタについてですが、もう少し調べてみたいと思います。
きっと水面かにあった色んな問題が、NAFTA発行を機にぎゅっと濃縮して、武装蜂起という目に見える結果を生み出したんだろうね。

ウィキペディアを見る限り、メキシコのGDPは世界14位で、決して低くないようです。
サパティスタは一部の貧困層の先住民の問題?
でも先住民は国民の25%も占めているね。その多くが農業従事者なのかな?
NAFTA発行以降、メキシコはアメリカ依存の経済を立て直すために、加盟国以外との経済連携を進めて、2004年9月17日には日本との間でも「日本・メキシコ経済連携協定」なるものを結んだらしいよ。全然知らなかったけど!
すでに協定締結から2年たっているけど、それはいい効果を生んだのかしら?

ほんの一端を見る限りでいえば、メキシコ国内の教育水準の格差と農業含めた国の制作が大きな問題じゃないのかな、と思いました。
資本主義という枠組は私には大きすぎてその実態がわからないけれど、日本政府の教育や農業の制作を見る限り、メキシコ政府も例外ではないのでは、と思います。

ただ、ここベルギーもそうですが、言語の違いが、経済水準の格差を縮められない大きな原因になっていて(国内で人が流動できない)、65言語もあるメキシコの先住民族の教育政策は、日本の比ではないくらい、難しい問題なのだと思います。

いずれにせよ、問題提起をありがとう。また機会があれば調べてみるよ。
私は今は「農業自給率120%」「星つきレストランがフランスより多い」という情報に期待していたベルギーの食文化の実態を目の当たりにして、いささか失望していて、ベルギーの農業のついて、勉強をしています。
それと、この複雑な連邦国家も、とても面白いよ!
今月15日には首相のスピーチを直々に聞ける機会もあります。楽しみ!(でも、どの首相だろう?)
まだ何も書いてないけれど、そろそろミクシーに色々載せようと思っています。またね!
2007.02.05 Mon l ゆか. URL l 編集

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