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今日は昨日と違うシャーマンと、
スイス人男性、ちおり、僕との3人で儀式を行った。

↓宿に併設の、本日の儀式会場。
061103a.jpg


体調の悪かったちおりは、儀式の直前になって熱が出始め、
やるかどうか迷ったけど、シャーマンに聞いてみると、
「すごく強いネガティブなエネルギーが出ている。
 体がしんどくなければやった方がいい。
 ただし、ものすごく悪いエネルギーが出てるので、
 すごく時間がかかるよ。」
と言われる。
僕としては他人事で、ちゃんと良くしてもらいなさい、
なんて呑気に思ってたけど、
まさか自分までしんどい思いをすることになるとは、
この時は思ってもいなかった・・・。

僕は最初、秘薬を飲んですぐに、いい気分になり始める。
森の中の建屋に張られた蚊帳の中から外を見た景色は、
月明かりに照らされた森や宿泊棟が、
まるで日本庭園のように見えて、すごく綺麗だった。
でもちおりにはなかなか効かない様子。
シャーマンは、悪いものを取り払おうと、ずっと歌を歌い続ける。

昨日とはシャーマンも違えば、場所も違うし、
一緒に儀式をするメンバーも違う。
一緒に儀式を行ったスイス人男性も、体に病気を持った人。
つまり、2人の病人と僕が一緒にセレモニーを行った訳です。
悪いものを取り払おうとするシャーマンの歌(イカロ)は、
昨日と違い、悲しい歌のように聞こえる。

気分転換に外に出てみると、満月のまわりには暗雲が立ち込めていて、
まるで今の状況を表しているかのよう。

僕は一本の木を見つけ、その下に座って、
他人を思いやることについて考えてみる。
仏陀もこんな風に菩提樹の下で瞑想していたんだろうか。
蚊がたくさんいるが、きっと仏陀もたくさん蚊に刺されたんだろう。
僕も、蚊を気にせずに瞑想してこそ、きっと答えが見つかる。

蚊が刺して、血を吸う感触が伝わってくる。
自分の中の悪いものも一緒に吸い出してくれてるみたいで、
血を吸われている所がきゅーっとなる感じがする。
考えに集中しようとしても、蚊の羽音やかゆみなど、
蚊の事ばかり考えてしまい、なかなか考えに集中できない。

結局、あまりの蚊の多さ、かゆさに耐え切れず、
僕は仏陀のようになるのは無理だと諦め、蚊帳の中に戻ることにした。

そしてまた、どうすればいいのか、考える。
そうすると、自分の汚い部分がいろいろ見え出した。

すぐに言い訳を考える、
面倒なことは後回しにしようとする、
ものを散らかす、など。

よく考えてみると、自己中心的に物事を考えてる自分に気づく。
自分がしたいことをやりたがる、
自分が悪いことをすると、それを正当化しようとまず考えてる、など。

ではどうすれば、直せるのか?
思いやりって何?
でも、、という風に、また言い訳が先に出てくる。
段々考えがぐるぐる回り出し、先に進まなくなる。

この答えが見つからないと、死んでしまいそうな気がしてくる。
この答えが見つからないと、自分が本当にダメな人間だと、
立ち直れなくなりそう。

数時間すればこの思いから開放されるんだから、
それまで頑張って耐えようと思うが、
でもそれで解決しないよね。
それでは今までの自分と同じまま。
自分も、自分の周りの人も幸せにすることができない。
やっぱり答えを見つけなくては。
・・・

こんな感じで、ぐるぐる回る。

そして、出てきた答え。
「思いやりとは、好きな人を幸せにするために、心を配ること。」

人は、何をして欲しいのか。
何に困っているのか。
僕にできることは何なのか。

自分にできることを考え、できることをする。
今まで、そんなこともできてなかったなーと気づく。
まだまだすぐには変われないけど、ちょっとずつでも変えていこう。
そんな風に思えた。

だいぶ気持ちがすっきりした所で、
僕はまだ治療中のちおりを残して先に部屋に戻ることにした。

でも、まだ心の奥底にはまだ汚い自分がいて、
それがつかえてる感じがする。
布団に入っても、意識が夢と現実の間を行ったり来たりする。
早く夜が明けて欲しい・・・。

どれぐらい時間が経っただろうか、
ようやくちおりが治療から帰って来て、
今夜あったことを話しあうと、ようやく心が落ち着いてきた。
少し話した後、ようやく眠りに就くことができ、そして朝を迎えた。


まるで夢みたいな一夜だったけど、
お互い話をしてるから、本当にあったこと。
こんなに長い夜はない、と思うぐらい、本当に長かった。
もう二度とアヤワスカはやりたくない、と思うぐらい、しんどかった。

一緒にやる人によって、こんなにも違うんだなーと感じた一夜でした。
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2006.11.03 Fri l ペルー l コメント (0) トラックバック (0) l top

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