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ここポトシは、鉱山の町。
1545年、人もいなかったところに大銀脈が発見され、
それ以来、銀を採掘するために人が集まってできた町である。
今でも銀やスズなどの鉱物が採れ、ボリビアの経済を支えている。
この鉱山であるセロ・リコ(富の山)での鉱山ツアーに参加した。

↓ポトシの街並みと、奥に見えるのがセロ・リコ。
060526a.jpg

↓ツアー装備に着替えたちおり。
060526b.jpg


鉱山に入ってビックリ!!
鉱山の中はアリの巣のようにたくさんの穴が掘られ、
滑車を走らせるための線路が張られている。

↓坑道内部。
060526c.jpg

↓坑道内の縦穴(上向き)。かなり深いです。
060526d.jpg


でも、何がすごいって、その労働環境の悪さ。。
中は真っ暗で、頭につける懐中電灯の明かりが頼り。
粉塵が舞い、息をするのもしんどいくらい。
そんな中を労働者はマスクなしで働く。

↓鉱山で働く青年。
060526e.jpg

ダイナマイトや電動ドリルを使って山を砕き、
砕いた石を滑車に詰めて外に運ぶ。
2人組で1日何トンもの鉱石を外に運び出すそうです。

↓鉱石を運び出す2人組。
060526f.jpg


↓ちょっとぶれてますが、銀鉱石。
060526h.jpg

1日6時間、食事なし。コーラなどの飲み物と、
コカの葉だけを噛みながら仕事をする。
(コカの葉はコカインの原料になる葉で、しんどさを紛らわす)
4交代制で24時間、昼夜問わず働きます。

↓コカの葉。噛むと口の中がしびれてきました。
060526i.jpg


さて、そんな環境で1日いくらもらえると思いますか??
日給、50ボリビアーノ(Bs)≒750円!!
日本のアルバイトの時給分ですよ。。

労働者は13歳くらいから50歳くらいまで働く。
また、平均日給20~30Bs(≒300~450円)のボリビアでは
給料がいい方なので、学生が短期でアルバイトに来たりする。

16世紀に銀山が発見されたときは、
ペルーからインディヘナ(先住民)が奴隷として連れてこられた。
今でもこの仕事に従事する人のほとんどがインディヘナ。
でも、そんな環境で働くと、肺に粉塵が溜まり、寿命が短くなる。
運び出された銀はアメリカの企業に安く売られ、
市場では高値で取引される。

なんか、人間の構図を見た気がする。
お金を持ってる人が貧しい人を雇い、利益をかっさらっていく。
もちろん日本人も銀を買う、使う側なわけだが。

こんな労働現場を見ると、そんな思いまでして掘らなくても、、
銀なんか使わなくても、、と思ってしまう。
そんなに銀や鉱物に魅力があるのかなー。
人間って変な生き物です。

↓ポトシ市内にある旧造幣局。
 セロ・リコで採れた銀から銀貨が作られてました。
060526j.jpg

↓銀貨を作る型。これを上からハンマーで叩きます。
060526k.jpg

↓銀貨を叩いてできた、奴隷の足跡。
 かなりの重労働だったことがわかります。
060526l.jpg

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2006.05.26 Fri l ボリビア l コメント (0) トラックバック (0) l top

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